津山市は27日、農林部に所属する係長級の40代職員と主任級の50代職員を同日付で戒告処分にしたと発表した。
発表によると2人は、市が2月1日に契約した農地災害復旧工事の際に必要となった追加修繕工事に関し、不適切な職務執行により工事の契約に混乱を生じさせ、市の信用を失墜させた。
同一現場内での追加工事にあたっては本体工事の契約を変更する方法が一般的であるにも関わらず、別の修繕工事として下請け業者に発注し、職員による説明不足や必要な書類が作成されていないなど、契約方法や事務処理に不適切な点があった。
市は「市民の信用を損なう事態となり、深くお詫びする。適正な事務執行の徹底を強化し、信頼の回復に努める」としている。
管理監督責任を問い、同日付で上司3人を訓告(文書厳重注意)とした。
津山市職員 戒告処分
- 2021年12月28日
- 行政・公共