津山市議会は15日、臨時会を開き、新型コロナウイルスへの緊急経済対策などを盛り込んだ115億5928万円の本年度一般会計補正予算案など6議案を原案通り可決し、閉会した。
補正予算では、1人あたり10万円を配る国の特別定額給付金事業102億2547万円をはじめ、子育て世帯に対して児童1人に1万円を支給する1億3955万円などを可決。市の独自事業としては、大幅に売り上げが減少した小規模事業者に20万円を支給する緊急支援、パート・アルバイト・学生向けの緊急雇用創出、学生に津山産の農産品や1万円の給付金を送る事業などをスタートさせる。
本会議で谷口圭三市長は「緊急を要する支援策を編成したが、引き続き国の動向や地域の実情を注視しながら感染症の収束を見据え、市民生活、経済活動の速やかな回復に向けた次の施策に取り組んでいきたい」と述べた。
津山市議会、臨時会ひらく/岡山・津山市
- 2020年5月16日
- 行政・公共