津山市議会は23日、定数を現行の28(欠員1)から3削減して25とする議員発議の条例改正案を賛成多数で可決した。来年春の選挙から適用される。
11人の連名で提出され「現状の人口などから25が適正と考える」と提案理由を説明。討論では「市民、地域住民のさまざまな意見を議会に届けることが大切であり、女性議員を増やす取り組みにも水を差す」といった反対意見や、「削減しても市民の負託にこたえることは可能であり、貴重な財源を市民サービス向上に活用できる」との賛成意見が述べられた。
津本辰己議長、欠席中の松本義隆議員を除く25人による採決の結果、賛成13、反対12で可決した。
同市議会の定数は2005年の合併時に35、07年から32に削減され、11年から28。昨年3月議会では、4減とする条例改正案を賛成少数で否決していた。
採決での賛成、反対者は次の通り。
▽賛成=三浦ひらく、勝浦正樹、?橋寿治、村上祐二、安東伸昭、政岡哲弘、金田稔久、中島完一、竹内邦彦、竹内靖人、吉田耕造、森岡和雄、岡田康弘
▽反対=広谷桂子、政岡大介、河村美典、中村聖二郎、田口浩二、秋久憲司、原行則、村田隆男、美見みち子、西野修平、岡安謙典、河本英敏
津山市議会 定数議員削減 改正案可決
- 2022年3月24日
- 行政・公共