統一地方選後半戦の岡山県津山市議選(定数25)が16日告示され、30人が立候補し、7日間の舌戦がスタートした。投票は23日で、即日開票される。
定数は3減。現職21人、新人7人、元職2人が届け出た。女性は現・新5人が立った。党派別では公明3人、共産2人、立憲民主1人、諸派1人、他はいずれも無所属となっている。
各陣営とも選挙事務所前などで出陣式。後援会長らが「知人や友人らに声をかけ、みなさんの力で議会に送り出すため一層の支援をお願いしたい」などとあいさつ。候補者は市政発展への意気込みや政策を力強くアピールし、頑張ろうコールのあと選挙カーに乗り込んだ。
それぞれ市内に車を走らせ、有権者に届けと手を振りながら名前を連呼。人口減少対策や子育て支援、地場産業の活性化、コロナ後の活力ある地域づくりなどを訴えた。
定数28に対し32人が立った前回の投票率は53・71%(前々回58・70%)で、過去最低を更新した。若い世代をはじめ有権者の関心がどれだけ高まるかもポイントになりそうだ。
投票は23日午前7時から午後6時まで市内48カ所で行われ、8時15分から山北の津山総合体育館で開票される。期日前投票は17日から22日まで、市役所東庁舎と加茂、久米支所、勝北保健福祉センター、阿波出張所、イオンモール津山の6カ所。
有権者数(15日現在)は8万1596人(男3万8747人、女4万2849人)。
津山朝日新聞社では、特設サイト(https://tsuyamaasahi.co.jp/tsuyama-sigisen2023/)を開設し、候補者一覧や、事前に行ったアンケートや開票速報を随時公開していく。