津山市 デジタル未来都市創造プロジェクト

総合
         

 ICT(情報通信技術)を活用した政策を推進する津山市の「デジタル未来都市創造プロジェクト」を共同研究する慶應義塾大学の学生が23日、現地調査のため来津し、谷口圭三市長を表敬訪問した。25日まで四つのテーマでフィールドワークを実施し、デジタル技術などによる改善点や可能性を探る。
 同プロジェクトは市が本年度内に策定する「スマートシティ構想」の一環で、利便性や快適性の向上、交流人口増、未来社会を先導する人材育成などを推進。
 総合政策学部と環境情報学部の2〜4年生15人が市役所を訪れ、谷口市長が「適度な田舎暮らしのできる拠点性のある地方都市。いろいろな所を見て知り、何が課題でD?でどう解決すればいいのか若い視点から提言いただきたい」と呼びかけた。
 リーダーの総合政策学部2年・土居翼さんらがスマートシティ構想の政策の位置づけなどについて質問した後、オリエンテーションに入った。
 学生たちは、フィールドワークとして「オープンイノベーションラボ」「DIYコミュニティ」「モビリティ」「地域通貨」の班に分かれて市政の関係部署、企業、観光スポット、住民組織などでヒアリングや体験もし、26日には市長らに結果を報告。その後、テーマを絞って市と共同研究を進め、成果をまとめる。

市長を表敬訪問した慶應義塾大学の学生たち


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