津山東高校食物調理科 全国コンクールやコンテストで優秀な成績

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 津山東高校食物調理科の3年生と2年生の10人が、本年度開かれた全国コンクールやコンテストで優秀な成績を収めた。培ってきた技術と知識を生かしたアイデアレシピや作品が高く評価された。
 第31回「全国産業教育フェア埼玉大会」の全国高校生クッキングコンテストで、3年の津村和心美さん(18)と星凜々杏(17)さん、大野梨奈さん(17)と髙橋未菜美さん(18)の2チームが特別賞を受けた。上位入賞とはならなかったものの、8チームしか進出できない2次審査に同校から2チームが選ばれるという快挙を達成した。
 第52回「FHJ―日清製粉グループ全国高校生料理コンクール」では、3年の牧野理央さん(18)が4位にあたるFHJ賞を受賞した。
 「うまいっしょ北海道 全国高校生料理選手権」には、3年の金子恭子さん(18)と髙橋未菜美さんのチームが出場し、特別賞に選ばれた。
 第8回「豆乳レシピ甲子園」では3年の3人が入賞。豆乳おかず部門で笠尾愛梨珠さん(18)が最優秀賞、同じ部門で渡邊志乃さん(18)が優秀賞、スイーツ・デザート部門で小林晴華さん(18)が最優秀賞に輝いた。
 2年生では筈尾向陽さん(17)が、国内最大級の学生向け料理コンテストの第9回「オレンジページ×味の素 ジュニア料理選手権」高校生部門で準グランプリを獲得。第20回「インスタントラーメンオリジナル料理コンテスト」で2年連続での入賞を果たした。
 「岡山の恵み〜棚田米のリゾットとなぎビーフのパイ包み〜」を考案した筈尾さんは「選手権に向け、1カ月ほどかけて練ったレシピなのでうれしい。たくさんの大きな大会に出場した先輩たちを受け継ぎ、3年になっても努力していきたい」。
 津山産ショウガの炊き込みご飯など「大満足!ヘルシー岡山プレート」でエントリーした津村さんと星さんは「試作を含めて2人で頑張った成果が認められてうれしい。3年間学んだ技術と知識、経験を目標に向かって役立てていきたい」と喜びを語った。
 河本美喜食物調理科長は「多くの生徒たちが全国レベルの大会で入賞し、成長を示してくれた。これからも料理に前向きな姿勢で向き合い、創造力や技術を生かしてほしい」とたたえた。


全国大会で優秀な成績を収めた津山東高校食物調理科の生徒たち


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