津山東高校食物調理科2年生を対象にした「だし活!高校生青春レシピコンテスト」の最終審査会が27日、林田の同校で開かれた。生徒40人が10チームに分かれ、ショウガを中心とした津山産農産物を使って考案したレシピを披露した。
「抵抗力を高める」テーマに、大学生など若い世代でも簡単に作れ、栄養が偏らないように考えた主菜と副菜2〜3品を調理。マルイの松田欣也社長、谷口圭三市長ら4人が審査した。
テーマに沿った独創性やおいしさ、手軽に作れるなど5つの評価項目があり、総合的に高い評価を得たチーム「AO」の「わんたんすーぷ、さばかんたんみぞれ煮、桜えびの混ぜごはん」がグランプリに輝いた。
同チームの牧嘉人さん、西村舞香さん、福田向夏花さん、金子恭子さんは「忙しく時間が無い時でも朝食がとれるレシピを考えた。黄ニラや白菜、ニンジンなどを使い、不足しがちな栄養を効率良く摂れるように工夫をした」と話した。松田社長は「健康に気を配り、限られた時間や環境に着目したのがよかった」と講評した。
同コンテストは地産地消や食育推進を狙いにマルイ、市、味の素が実施し9回目。
グランプリを除く受賞チームと料理は次のとおり。(敬称略)
▽優秀賞(味の素賞)=かばっこどうぶつ「和風チジミ、免疫力UPキラキラジュレスープ、黒豆とみそを使った津山の健康サラダ」▽優秀賞(津山市長賞)=BJ4「アスり流し汁、栄養たっぷり炊き込みご飯、手羽元のさっぱり焼き」
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グランプリを獲得したチームAOのメンバーと料理
津山東高校食物調理科2年生。「だし活!高校生青春レシピコンテスト」