津山産の食材などを活用したレシピコンテスト「だし活」に取り組む津山東高校食物調理科2年生は1日、上横野のショウガを栽培中の畑で、乾燥と雑草を防ぐために土寄せと麦わらを敷き詰める作業を行った。
生徒の有志6人が参加し、農家・中井秀男さんのほ場で実施。生徒たちはくわを手にし、溝にある土を苗の周辺に集めていった。その後「ショウガの苗を折らないように」という中井さんのアドバイスを受けながら、麦わら約50束を丁寧に敷いていった。
9月19日に行われる同コンテストに向けて、竹田心音さん(17)は「食べ物が食卓に届くまでの農家さんの苦労を知った。薬味などに用いられがちなショウガの新しい食べ方を模索していきたい」と話した。
生徒たちは4月に植え付け作業を行っており、10月に収穫する予定。