津山青年会議所(JC)が山下の津山城(鶴山公園)で昨年開催したLEDスカイランタンを上げるイベントが、全国城下町JC連絡協議会の第39回「全国城下町シンポジウム」(10日、富山県高岡市)の表彰部門で最優秀賞に輝いた。2年ぶり4回目の受賞。
イベントは昨年6月に開いた。市内の高校生や大学生らが、津山の歴史を学んだ上で風船や和紙を使って300個を製作。「津山城復元『夢』」などとメッセージを書き、日が沈んだ後、本丸で一斉に空に浮かべた。会場には一般の来場を含め約1000人が集まった。
「インパクトや集客力、地域活性化への貢献が評価された」と企画を担当した前まちづくり委員長の岡孝男さん(34)=カワイハウス専務=。「多くの人と素晴らしい時間を共有できた。苦労や反省はあるが受賞できてほっとした」と話す。
同連絡協議会には全国約70都市のJCが加盟。今年のシンポジウムは、新型コロナウイルス感染拡大を受け、参加は、現地とパソコンなどでのリモートに分けて行った。
来年5月に予定される第40回大会の会場は津山市で、副実行委員長の岡さんは「今年は事業が実施できていないJCが多く、表彰部門はないかもしれないが、大会はしっかり盛り上げたい」と意気込んでいる。
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最優秀賞の表彰状を手にする岡さん
津山青年会議所、第39回「全国城下町シンポジウム」で最優秀賞
- 2020年10月16日
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