津山東高校食物調理科=岡山県津山市=の3年生が考案したランチが、津山鶴山ホテル=津山市=のメニューに8月1日から31日までの期間限定で登場する。和食と洋食、中華の3種類で食材や味付けに夏らしさを取り入れた。
和食は、ナスの揚げ煮や甘酒を使った冷たい養老寄せ、オレンジを添えたサワラの塩こうじ焼きなど10品の懐石風。洋食は、グレープフルーツソースをかけたタコのカルパッチョやアスパラガスの冷製スープ、スイカゼリーなど5皿を用意した。中華は、ズッキーニなどのせいろ蒸しやイカのチリソース、マンゴープリンなど6品を盛り付けた。
調理師免許取得に向けた実習の一環で、昨年に続いて実施。男女21人が取り組んだ。今年は新型コロナウイルス感染拡大を受け、校内でレシピを考え、シェフに提供できる内容に仕上げてもらった。
生徒へのお披露目となる試食会が22日、同ホテルであった。和食班の赤松真衣さん(18)、中華班の牧原直太朗さん(17)、洋食班の水嶋華花さん(17)は「考案した料理を実際にお客さんに食べてもらえるのはうれしい」と話していた。
ランチの営業は午前11時〜午後3時。それぞれ限定20食で、価格は1200円。
問い合わせは、同ホテル(℡0868-25-2121)。
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ナスの揚げ煮など10品の和食
津山鶴山ホテル、津山東高校食物調理科が考案したランチ登場/岡山・津山市