津山市教委は、11月に同市内小中学校で実施した本年度の「牛乳残量調査」の結果を発表した。残量率が小学校では1・5%(前年度2・9%)、中学校では19・9%(同21・1%)。いずれも減少していた。
小学校27校の6年生(814人)、中学校8校の2年生(7776人)を対象に実施。このうち小学校16校では対象の児童全員が飲みきっていたのに対し、中学校3校は残量率が20・1%を超えていた。
保健給食課は調査結果とともに、教員に向けた指導用の資料と保護者に宛てた啓発用の給食だよりを2月中旬、各校に配布した。「牛乳・乳製品は成長期に欠かせない栄養素が豊富に含まれている。摂取する重要性を啓発していきたい」としている。
調査は、子どもたちに牛乳を飲む習慣を身につけさせ、廃棄率を減らそうと毎年実施している。
牛乳残量調査結果