津山市内の特別支援学級に通う子どもたちの作品を集めた第59回「きらきら作品展」(市特別支援教育研究会主催)が20日、岡山県津山市のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで始まり、創造性豊かな力作の数々が来館者の関心を集めている。22日まで。
35小中学校と津山中央病院・院内学級の児童と生徒が、図画・工作などの授業で取り組んだ計1306点を展示。
会場には、アクリル絵の具や水彩で描いた絵画やポスターのほか、トイレットペーパーや牛乳パック、段ボールを活用した工作などがずらり。アメリカ合衆国のホワイトハウスや沖縄県の首里城を再現したミニチュア、金色の絵の具をアクセントにして今年の干支(えと)「辰(たつ)」を描いた水墨画といった趣向を凝らした作品もあり、訪れた人たちの目を楽しませている。
部会長の尾崎文雄西小校長は「多くの人たちに見てもらうことが子どもたちの励みになる。ぜひ来てほしい」と話している。
同作品展は、子どもたちの1年間の学習の成果を披露し、特別支援教育への理解を深めてもらおうと毎年開催している。開館時間は午前10時〜午後5時(最終日午後2時)。