岡山県津山市内の特別支援学級に通う子どもたちの力作を集めた第60回「きらきら作品展」(市特別支援教育研究会主催)が18日、新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで始まった。20日まで。
35小中学校と津山中央病院・院内学級の児童・生徒が、図画・工作などの授業で取り組んだ計約1300点が会場を彩っている。
運動会や水泳の様子を生き生きと描いた水彩画、書道の力作、ナノブロックで作った模型、サクラのトンネルをくぐる列車を描いた巨大モザイク画、細かな切り絵といった個性光る作品がずらり。精巧なペーパークラフトとウッドクラフトや絵皿なども並び、訪れる人たちが感心しながら見入っている。
市内から訪れた公務員の井上美穂さんは「作った子たちが何に興味を持っているのかがしっかりと伝わってくる。時間をかけて丁寧に制作している姿が目に浮かぶよう」と感動していた。
1年間の学習の成果を披露し、特別支援教育への理解を深めてもらおうと毎年開催。午前10時〜午後5時(最終日午後2時)。
