市内小中学校の特別支援学級に通う子どもたちの美術作品や工作を集めた第61回「きらきら作品展」(市特別支援教育研究会主催)が17日から3日間、岡山県津山市新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで開かれ、創造性豊かな力作が訪れた人たちの目を楽しませている。
特別支援学級のある計33校と津山中央病院の院内学級の児童・生徒が授業で制作した計1397点を展示。
夏休みの思い出や四季折々の行事、自画像、今年の干支(えと)の午(うま)などを描いた絵画、書き初めや切り絵、紙粘土やプラスチック製のブロックを使った模型など多彩な作品が会場にずらり。このほか、流木の形を生かして色とりどりの色彩を施した「流木アート」、お化けの顔を模した張り子の飾り、瓶の中に貝殻や砂を敷き詰めたアクアリウム風のセンサリーボトルといった趣向を凝らした意欲作もあり、訪れた人たちは一点一点をじっくりと観賞し、出来栄えに感心していた。
初日に、子どもの作品を見ようと訪れた山方の伯川雅之さん(49)は「どの作品も自分では想像がつかないくらいの表現力と個性に富んでいて趣深い。美術や図工は情緒を育てるのに大切な科目だと改めて思った。この取り組みを続けてほしい」と話していた。
同作品展は、子どもたちの1年間の学習の成果を披露するとともに、特別支援教育への理解を深めてもらおうと毎年開催している。
