特殊詐欺被害防止をテーマにした川柳の入賞作品決定

芸術
         

 津山署が管内(津山市、鏡野町)の住民から募った特殊詐欺被害防止をテーマにした川柳の入賞が決まった。表彰式が18日、林田の同署で開かれ、最優秀、優秀作品賞に輝いた3人に賞状と盾が贈られた。
 9〜96歳が応募した326句の中から「津山署管内防犯連合会長賞(最優秀作品賞)」に選ばれたのは総社の津髙昌人さん(61)の「マイカード 誰にも渡さず マイガード」。不正利用などカードにまつわる被害が増える中、用心して自分のカードを守ってほしいといった思いが込められている。
 優秀作品賞の「金融機関防犯協力会長賞」には福力の林田壽美枝さん(84)の「ちょっと待って 息子か嫁に 聞いてみる」。「署長賞」には北園町の筆保正満(71)さんの「オレオレと お金送れと サギが鳴く」が選ばれた。林田さんは「良い思い出になった」、筆保さんは「思ってもみなかったことでとてもうれしい」と述べた。
 このほかに入賞した9句を加えた全12句が、同署が製作している来年の啓発用カレンダーに掲載される。津?さんは「注意喚起となり、被害防止につながれば」と話した。

賞状を受け取る津髙さん(左)、林田さん(中央)、筆保さん(右)


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