第21回「つやまふれあいぶどう祭り」(JA晴れの国岡山津山ぶどう部会主催)が7日、岡山県津山市大田の地産地消センター・サンヒルズ前駐車場で開かれ、津山の特産品を求めて県内各地から集まった人たちでにぎわった。
同部会の会員の農家約50戸の計約18ヘクタールで採れた新鮮なシャインマスカットやピオーネなど2キロ(3~4房)約500箱を販売。最高ランクの「赤秀」をはじめ「青秀」などランクごとに3500~5000円で提供しており、買い物客の中には贈答品用として数箱購入する人もいた。このほか、果皮が赤く糖度が高い品種「クイーンニーナ」や手頃な価格設定のパック売りもあり、大盛況だった。
会場には、キッチンカーや屋台なども並びイベントに花を添えていた。
山北から家族で来たという女性は「SNSで見て来た。津山産のブドウはとても甘くておいしいので、両親や兄に普段のお返しに贈ろうと思う」とにこやかに話した。
同部会の鎌德康二部会長は「今年は大変な暑さで若干生育に遅れが出たが、今は取り戻すことができ結果的に例年通り甘さや粒の大きさなど申し分ない」という。