川魚のつかみ取り体験が2日、下田邑の田邑公民館で開かれ、地元の幼児や小学生たちが、歓声を上げながらビニールプールの中の魚影を追った。
川で遊ぶ機会が減っていく中、自然の生き物に触れ合える体験ができるようにと、田邑ちびっ子学級と同公民館が実施し、今回で3回目。2歳から小学2年生までの9人が参加した。
ヤマメ50匹がプールに放流されると、子どもたちはさっそく中へ。「よし、取るぞ」と言いながら狙いを定め、素早く泳ぐ魚を両手で捕まえて誇らしげに保護者たちに見せていた。
つやま西幼稚園年長組の金島壮佑君(6)は「大変だったけど10匹捕まえた。持って帰ってみんなで食べるのが楽しみ」と笑顔で話していた。
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プールの中で泳ぐ魚を追いかける子どもたち
田邑公民館 川魚つかみ取り体験