男子ゴルフの欧州ツアー(DPワールドツアー)は28日、津山市出身の久常涼選手(21)を新人王に選んだと発表した。日本人の選出は史上初。
久常選手は昨年11月の予選会で7位に入り今季の出場権を獲得。9月のカズー・オープンでは日本人史上3人目となる欧州ツアー優勝を達成した。年間ポイントランキング17位に入り、来年度のPGA(米国男子)ツア―出場権を獲得している。
欧州ツアーのホームぺージで久常選手は「とてもうれしく、そして驚いている。日本人選手として初めてルーキーオブザイヤーを獲れたこともそうだが、日本人3人目のDPワールドツアーで勝てたことは自分にとって大きな経験。日本人として光栄に思う。毎年ステータスが変わっていくことに驚きもあるが、このツアーでも戦えているので、来年PGAでも頑張っていきたい」と述べた。