岡山県勝田郡勝央町は町制施行70周年を記念し、町のマスコットキャラクター「きんとくん」をデザインしたマンホールのふたを作った。今月下旬以降に町内5カ所に設置する。
デザインは、数年前に岡山県立大学が町のロゴデザインの共同研究を行ったことをきっかけに、同大大学院2年の小川桜子さん(23)が制作、デザイン学部の野宮謙吾教授が監修した。
ふたは直径60センチ。きんとくんをはじめ、町の観光名所や町の花のツツジなどを色鮮やかにあしらっている。10種類のデザイン案を作り、町民へのアンケートなどを基に1案に決定した。
4日に豊久田の小売店・どんどん市場でお披露目会があり、水嶋淳治町長や地元の吉野保育園の園児たちが除幕。小川さんは「より多くの人に勝央町の魅力を伝え、地域の活性化につながればうれしい」と述べた。
製造した6枚のうち5枚を旧5町村に設置し、1枚は巡回展示や11月2日に開催予定の記念式典の展示に活用する。