県、新型コロナ重症患者向け病床増床

医療・福祉
         

 岡山県は、新型コロナウイルス感染症の重症患者向けの病床を新たに99床確保した。県内で感染が急拡大する中、これまでの302床から401床に増やし、態勢強化を図った。
 24日の県対策本部会議で報告され、クラスター(感染者集団)が続発するなど患者の急増を受けて医療機関に要請。これまでの39医療機関に、3医療機関が新たに加わり、一般病床を振り分けるなどして確保したという。
 会議では直近一週間(17〜23日)の県内の感染状況も公表。政府の新型コロナ感染症分科会の指標7項目のうち、4項目が「ステージ3(感染急増)」となり、前週より2項目増えている。
 病床使用率は、増床前の302床では51・7%で最も深刻な「ステージ4(爆発的感染拡大)」に該当していたが、401床に増床したことで38・9%となり、ステージ3となった。


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