県などは27日、県内で24人が新型コロナウイルスに感染したと発表

医療・福祉
         

 岡山県などは27日、県内で24人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。美作市3人、西粟倉村1人、岡山市18人、倉敷市2人。このうち美作市と西粟倉村の4人は、クラスター(感染者集団)が発生した大原病院(同市古町)の入院患者と医療従事者。西粟倉村の感染確認は初。岡山市の接待を伴う飲食店では県内15、16例目となるクラスターが発生。県内での陽性確認は567人(再陽性を除く)となった。
 大原病院のクラスター関係は、美作市の50代医療従事者女性、80代女性の入院患者2人と、西粟倉村の80代女性の入院患者1人。いずれも院内で22、23日に実施した検査でいったんは陰性と判断されたが、計93人を再検査した結果、4人が陽性と判明した。いずれも軽症という。同病院内の感染者は計9人(医療従事者3人、入院患者6人)となった。
 岡山市の患者は、20~70代の男女。このうち20代男性4人が18日に感染が公表された男性と同じ店の従業員。さらに10~30代男性5人がすでに2人の感染が判明している別の店の従業員。あとの9人のうち4人は感染経路不明、5人はこれまで確認されている感染者の接触者。いずれも軽症か無症状という。
 倉敷市の患者は、20代会社員男性と50代自営業男性。20代男性は四国に出掛けた後、発熱や味覚・臭覚障害などの症状が続き、検査を受けて判明した。50代男性は、16日に公表された岡山市の感染者の濃厚接触者。いずれも軽症か無症状という。


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