県内主要観光施設30カ所利用者調査

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 県がまとめた1月の県内主要観光施設30カ所の利用者調査によると、全体では19万9316人と前年同月比52・3%減。新型コロナウイルスの感染拡大、緊急事態宣言再発令などが影響して激減した。美作県民局エリアの客足も同38・1%減と前月(同18%減)を大幅に下回った。
 3県民局(備前、備中、美作)管内ごとに月別利用者数を集計し、美作エリアの10施設は計6万1918人。このうち津山城(山下)は前年同月比57・9%減の1891人、津山まなびの鉄道館(大谷)は71・4%減の1140人に低迷。
 後楽園(岡山市)などの備前県民局エリアの10施設は、4万8352人(同66・7%減)と前月(同45・7%減)を下回り、備中県民局エリアも8万9046人(同48・4%減)で前月(同17・7%減)から大幅にダウン。
 同時に調査しているホテルや旅館の利用状況では、任意に選んだ50施設のうち回答が得られた41施設の宿泊者数は前年同月比52・3減と昨年12月(同18・7%減)より悪化。
 県観光課では「感染拡大に伴う行楽自粛やGoToトラベルの一時停止が影響しており、2月も状況は大きく変わらない予想」としている。


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