岡山県北での新型コロナウイルス感染症の検査体制を充実しようと、県医師会は25日、県北初導入となるPCR検査の機器を津山中央病院=岡山県津山市=へ贈った。検査能力は大幅に向上し、迅速な判定が可能になる。
リアルタイムPCRシステムは1回で最大96件まで可能で、要する時間は1時間半~2時間程度。導入費用は約400万円。
津山中央病院は現在LAMP(ランプ)法検査をしており、4月からこれまでに扱った検体は約450件。今回のPCR検査機器導入により、1回最大計132検体を処理できるようになる。
贈呈式では松山正春会長が「県北での検査体制充実を期待している。ぜひ有効に使っていただきたい」とあいさつし、林同輔院長に目録を手渡した。林院長は「十分に活用し、今後の県北の医療に力を尽くしたい」と礼を述べた。
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津山中央病院に県医師会から贈られたPCR検査の機器
県医師会,県北初導入となるPCR検査の機器を津山中央病院へ贈る/岡山・津山市
- 2020年8月26日
- 医療・福祉