県教委は、「県立高校教育体制整備実施計画」(2019~28年度)に基づく学科再編で、志願者数の減少などを受けて真庭の3科、笠岡の2科、勝山と新見の各1科について22年度から生徒募集を停止する。真庭には2科、笠岡に1科が新設される。
真庭の普通科と生物生産課、食品科学科、勝山ビジネス科、新見総合ビジネス科、笠岡商業の商業科と情報処理科をなくす。真庭普通科では11年度から11年連続で志願者数が定員を下回る状況が続いていた。
再編として22年度から真庭に「経営ビジネス科」「食農生産科」、笠岡商業に「ビジネス情報科」を新設。一連の再編では、24年度に真庭高の落合校地への集約、新見の南校地への集約が決まっている。
県教委高校教育課では「生徒数の現状とともに地域のニーズを踏まえ、専門教育の拠点校としての機能を強化するなどしていく」としている。
県教委は、「県立高校教育体制整備実施計画」(2019~28年度)に基づく学科再編
- 2021年4月2日
- 教育・保育・学校