本年度「県鮎(あゆ)釣り選手権」(県内水面漁協連合会主催、奥津川漁協共催)が10日、鏡野町の奥津温泉街周辺の吉井川で開かれ、三大水系の各漁協から参加した愛好者45人が腕前を競い合った。
コロナ禍のため3年ぶりの開催。温泉街から上流約500?、下流約500?区間を会場に午前9時からさおを構え、おとりのアユでおびき寄せる友釣りで獲物を狙った。
水位は平水より10?ほど低く、スタート時点の水温は14度。腕におぼえの太公望たちはそれぞれ真剣な表情で水面を見つめながら巧みにさおを操り、銀鱗を釣り上げていた。釣ったアユは全て地元の社会福祉施設に寄付した。
上位成績は次の通り。(敬称略)
【団体賞】?旭川水系=90匹?高梁川水系=58匹?吉井川水系=54匹
【個人賞】?西本孝光(旭川中央漁協)22匹?神吉一男(旭川南部漁協)14匹?横辺浩樹(湯原漁協)12匹
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友釣りの腕を競う各漁協の選手たち
県鮎(あゆ)釣り選手権