日本を代表するロック歌手、矢沢永吉さんを稲でかたどる岡山県美作市の「永ちゃん田んぼ」が今年も見ごろを迎え、県内外のファンらが鮮やかに浮かび上がったシルエットに見入っている。
住民有志の「永ちゃん田んぼの会」が地域活性化を目的に取り組み、7年目。6月中旬にファンらが集まり、「きぬむすめ」など3種類の苗を植えた。
デザインは毎年変更し、今年はギターを弾く矢沢さんの後ろ姿と、ツアータイトルの「Do It!」の文字を約17アールの水田に描いた。緑色の稲が日差しに輝き、訪れた人たちは写真を撮るなどして田んぼアートの風景を満喫している。
会によると、穂が出て稲がこうべを垂れ始める8月中旬までくっきりとした姿を楽しめるという。
