岡山県津山市教育委員会は28日、同市立一宮小学校で、プールの塩素濃度を調整するための機器に本来とは違う塩素剤を誤投入して塩素ガスが発生し、機器を破損させたと発表した。健康被害の報告はない。
27日午後5時ごろ、3人の教員がプール塩素投入機に水質管理のための塩素剤を投入するべきところ、誤って藻の発生を抑制する塩素剤を投入。直後に破裂音がして破損した。
有本明彦教育長は「再発防止に努めるとともに、子どもたちが安全安心に学校生活を送れるよう、万全を期する」としている。