県は25日、社会福祉法人「白寿荘」の施設=岡山県久米郡美咲町錦織=で、高齢の入所者10人が腸管出血性大腸菌O157に集団感染したと発表した。このうち4人が入院し、3人が快方に向かっている一方、80代の男性1人が重症という。
県健康推進課によると、10人は60代〜90代の男女。14日から17日にかけて下痢や腹痛の症状を訴え、美作保健所が調査した結果、それぞれ便からO157が検出された。
原因については食事を介したものではないと断定。感染経路を含めて詳しく調べている。