神楽尾城跡保存協力会(西村忍会長)は14日、岡山県津山市史跡の同城跡が県指定に格上げされるよう取り組みを求める要望書を、谷口圭三市長に提出した。
要望書は、同城跡に日々多くの人が登山やウオーキングで訪れ、山城に親しんでいることに触れ、規模の大きさをはじめ、主郭・二の丸・三の丸といった曲輪(くるわ)、土橋や土塁などの各種遺構が現存している点を説明。「津山市には貴重な史跡価値を岡山県につなげてもらい、県指定史跡となるよう取り組んでもらうよう強く要望する」としている。