岡山県真庭市蒜山下和の山乗渓谷に「そうめん流し 涼水亭」が5年ぶりにオープンし、県内から訪れた行楽客らが神秘的な渓谷に包まれながら清涼感を満喫している。
コロナ禍の影響で2019年から休業していたが、地域資源を活用した事業を展開する一般社団法人アシタカ(同所、赤木直人代表)が運営を引き継ぎ、13日に開店した。
大木や巨岩が眺められるテラスで、来店した家族連れが清水とともに勢いよく流れる麺をすくい上げて舌鼓を打っている。地場産にこだわったアマゴの塩焼きや天ぷらなども人気。
知人と訪れた久世の池田昭子さん(77)は「夏でも涼しい天然のクーラーの中、美しい景色を見ながら味わうそうめんは最高」と笑顔を見せていた。
赤木代表は「そばの遊歩道を進むと不動滝があり観光にもぴったり。こだわりのそうめんと一緒に楽しんでほしい」と話している。
営業は8月25日まで。午前10時~午後4時(ラストオーダー3時半)。