秀実小学校(桑上)で20日、樹木医の原田照太さん(真庭市)を迎えて「樹木学習」が開かれ、全校児童が自然への理解を深めた。
そのうち6年生12人は卒業前の思い出づくりに、校内に植えている42種類の中から好きな木を見つけて施肥した。「木の根元から少し離れたところに穴を掘って肥料を埋める」と原田さんから指導を受けた児童は桜、ハナミズキ、アカマツなどの木のそばで「元気に育ちますように」と願いを込めて肥料を与えた。
その後、みんなで集まり、木にまつわる思い出を語った。近藤煌之介君(12)は「6年間の思いを込めて手入れをした。自分が1年生の時からある木だから大人になってもそのまま残っていてほしい」と話した。
同校では20年前から樹木を大切にし、自然を愛する心を育てる取り組みをしている。毎年3回開かれ、12月には全校生徒が校内の桜に施肥する。
秀実小学校(桑上)で20日、樹木医の原田照太さん(真庭市)を迎えて「樹木学習」が開かれた
- 2020年11月24日
- 教育・保育・学校