美作地域の中学校の美術部員が集う第25回「美作地区中学校文化連盟作品展・交流会」が2、3日、鏡野町竹田の鏡野ドームであり、インスタレーション(空間芸術)作品の共同制作を行った。
初日に17校の約100人が参加し、アンブレラアートに取り組んだ。6グループに分かれ、部員たちが色を塗ったり絵を描いたりした傘約300本をテントの骨組みに吊り下げた。身近な物を使った色鮮やかな芸術が完成した。
鶴山中1年生の木多琉花さん(13)は「傘に絵を描くのは初めてで、表面がへこむので難しかった。他校の生徒と話しながら作業するのは楽しく、作品にそれぞれ個性があった」と話した。
2日目は一般の来場者にも公開。絵画やオブジェなど約360点も会場に並べた。
同連盟が毎年開催してきたが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で作品の展示のみとなり、共同制作する交流会は2年ぶりとなった。
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アンブレラアートに取り組む生徒たち
空間芸術作品を共同制作