美作地域の高校生が企画・運営する「第2回県北のうまいもん大集合!うまいもん商店街!」が11月1日、ソシオ一番街、銀天街、元魚町商店街で開かれる。地元飲食店が地産地消をテーマにしたメニューを出店。生徒は「コロナ禍により限られた条件の中で地域の人と一緒に盛り上げていきたい」と意気込んでいる。
中心市街地の活性化と生徒同士の交流などを狙いに津山工業、津山東、美作、作陽、林野高の有志14人が実行委員会を結成。チラシの作成や「インスタグラム」などのSNSを利用した広報活動、各店舗への参加交渉などをして準備を進めてきた。
黒豆バーガー、津山ホルモンうどんといったご当地グルメなど全17店が並ぶ。「マルホ商店」の鉄板ナポリタンスパゲッティ、「Crea」のタピオカジュースやクレープ、「アイス工房優」のアイスクリームといったメニューも今回から加わる。すべてテークアウト。
新型コロナウイルス感染予防のため、会場では受付で検温を行い、景品が当たる抽選券にもなる「受付済みカード」を配布する。商品を購入する際に提示する。買い物袋1000枚を用意しており、ひと家族に1枚、先着順でもらえる。
22日、市役所で記者会見を行った実行委の林野高2年生・小林愛佳さんらは「多くの人に地元の魅力を知ってもらうため、精いっぱい取り組みます」と話した。
県内の中山間地の課題解決に取り組む「NPO法人みんなの集落研究所」と美作県民局が主催する。
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「受付済みカード」とチラシをもってPRする実行委