大隅神社秋大祭の宵まつりに合わせ、第3回「つやま町燈路・町内対抗コンテスト」(城東まちづくり協議会主催)が15日夜、城東地区一帯であり、宵闇に灯籠の柔らかな明かりがまちを包んだ。
13町内が通りや駐車場、寺社などに牛乳パックで住民が手作りした、イラストや切り絵アートを施した計約2700個を設置し、午後6時半からライトを点灯。「平和」の文字や「カッパのごんちゃん」をかたどるなど趣向を凝らした光のアートが浮かび上がり、家族連れらが各所を巡りながらスマホで撮影するなどして楽しんでいた。
中之町の三谷和広さん(65)は「制作を通して住民のきずなが深まった。町内それぞれ個性が出ていていいですね」と話していた。
コンテストは観光行政や地元メディアの8人が審査員を務めた。景観賞は上之町2丁目、アート賞は中之町、オリジナル賞は東新町が受賞した。
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幻想的に彩られた作州城東屋敷駐車場。上から見るとハート型の中に「和」の文字が浮かぶ。