第5回「牛うまっ王選手権」(津山市観光協会主催)がゴールデンウイーク後半初日の3日、山下の津山城(鶴山公園)で開幕。五月晴れの下、市内外から大勢の行楽客らが訪れ、多彩な牛肉料理の食べ比べを満喫している。5日まで。
コロナ禍のため3年ぶりの開催で、三の丸つるまる広場に20店舗(PRブースを含む)が出店した。香ばしいにおいを漂わせながら、つやま和牛のそずり串や赤身肉の炭火あぶり、上カルビのガーリックライス、スライス肉をのせた寿司(すし)など各店自慢の味を販売。行列ができる店もあり、訪れた人たちは目当ての品を買い求めておいしそうにほお張っていた。
対象17品目の中から、来場者の人気投票で優勝の「牛魔王」などを決定。各店とも頂点を目指して熱い”牛肉バトル″を繰り広げている。会場では美作大学沖縄県人会のエイサーや市内全6高校のブラスバンドといったステージイベントもある。
母親と訪れた高野小学校4年の市原瞭介君(9)は「津山のお肉はとてもおいしいし、牛串も食べてみたい。ゴールデンウイークの楽しい思い出ができ、姉のブラスバンドの応援もしていきたい」と笑顔で話していた。
同選手権は、津山で古くから発展してきた牛肉の食文化をPRしようと2016年から開かれている。
第5回「牛うまっ王選手権」