津山市内の高等教育機関で優秀な成績を収めて卒業する学生をたたえる第43回「箕作賞」の受賞者が決まった。津山高専、美作大学、同短期大学部、同大学院から計13人が選ばれた。
同賞は、市が市制施行50周年を迎えた１９８０年に制定。津山が生んだ偉人の一人で、日本の近代文明発展に貢献した津山藩の洋学者・箕作阮甫（１７９９〜１８６３）にちなんで命名した。
高専では21日、同大では17日に、ともに卒業式の中で表彰式が行われ、受賞者には箕作阮甫の肖像が刻まれたガラス製の盾が贈られる。
受賞者は次の通り。（敬称略、カッコ内は出身地）
【津山高専】▽総合理工学科先進科学系＝遠藤大樹（真庭市）▽同機械システム系＝楢村健太（岡山市）▽同電気電子システム系＝渡辺寛人（倉敷市）▽同情報システム系＝秋久花菜（津山市）▽専攻科機械・制御システム工学専攻＝加藤圭晟（岡山市）▽同電子・情報システム工学専攻＝神田亜麻音（勝央町）
【美作大学】▽生活科学部食物学科＝小原瑞祈（香川県高松市）▽同児童学科＝小笠原みずき（高知県南国市）▽同社会福祉学科＝福本真由（鳥取県八頭町）
【美作大学大学院】▽人間発達学研究科人間発達学専攻＝松原洋子（香川県宇多津町）
【美作大学短期大学部】▽栄養学科＝秋山愛美（高知県本山町）▽幼児教育学科＝西尾優花（真庭市）▽専攻科介護福祉専攻＝植月沙耶香（奈義町）
第43回「箕作賞」受賞者
