第55回交通安全子供自転車県大会(6月25日)団体の部で優勝した大原小学校(下町)の6年生チームが1日、萩原誠司市長に喜びを報告した。県北勢の優勝は初という。
春名湊斗君、安本大夢君、平尾翔夢君、井本銀君の4人で、春名君は個人の部でも優勝。
コロナ禍の影響で3年ぶりに開かれた県免許センターでの大会には、県内の各警察署単位で選出された18校の72人が出場し、交通ルールに関する学科と、コースで手信号を出すなどしながら自転車を運転する実技で合計点を競った。
栄町の市役所を訪れ、リーダーの安本君が「放課後などの時間に、教頭先生らが作ってくれたコースで練習したり、過去問題を解いたりしたので落ち着いて本番に臨めた。多くの人の支えで優勝することができた」とあいさつ。萩原市長が「よくやってくれた。みんないい顔をしている」とたたえた。
春名君は「家でも学科の自主学習をした。最高にうれしかった」と笑顔で話した。
同チームは、東京ビッグサイトでの全国大会出場権も得ていたが、コロナ禍のため中止が決まった。