高倉地区名産の自然薯(じねんじょ)「草苅号」の出荷が、岡山県津山市下高倉西の出荷場で始まった。収穫したばかりの品々が運びこまれ、スタッフたちが着々と準備を進めている。作業は28日まで行われる。
今年は津山自然薯生産組合の6戸で栽培。例年同様に2トンの出荷を目指している。下山昌一組合長(79)によると天候に恵まれたことで、品質の良いものができたという。4日は朝からスタッフたちが形や大きさを見ながら選別し、重さを計った後は、丁寧に箱に詰めていった。
同所では贈答用以外も用意しており、重量ごとに分けて2200~3200円で販売。このほか特売品やむかご(1袋300円)もあり、地元住民らが訪れお目当ての品を買い求めている。
下山組合長は「本品は粘りがあり、豊かな風味を感じられ、味わい深い逸品。ぜひ立ち寄っていただけたら」と話している。現在電話での注文も受け付けている。
申し込み、問い合わせは、同生産組合(TEL:0868-29-3700)。
