山中で大量の大麻草を栽培したとして、県警組織犯罪対策2課、真庭、津山署などの合同捜査本部は21日、大麻取締法違反(営利目的栽培)の疑いで、自営業の男(36)=大阪市西区=と、ネット販売業の男(34)=同=を逮捕した。
調べでは、両容疑者は共謀し、営利目的で、8月20日、真庭市藤森地内で大麻である植物片を所持したほか、秋田容疑者が所有する真庭市内の畑で大麻草20本を栽培した疑い。
捜査本部は、両容疑者の大麻栽培情報を入手し、同日、関係先を一斉捜索し、2人を現行犯逮捕した後、栽培場所の検証などを行い、大麻と思われる約460本の植物を押収した。
2人は「大麻を栽培したことは間違いないが、営利目的ではない」と供述している。