緊急事態宣言延長で県の対策

行政・公共
         

 岡山県は28日夜、新型コロナウイルス感染拡大の緊急事態宣言が6月20日まで延長されることを受け、対策本部会議を開いた。飲食店などへの時短営業や休業の要請は継続する一方、床面積1万平方㍍を超えるショッピングセンターなどへの土、日曜日、祝日の休業要請は解除し、午後8時までの営業時間短縮を求める。感染防止と経済活動を両立させるため、要請内容を一部緩和した。
 酒類やカラオケ設備を提供する店舗には休業、その他の飲食店には午前5時から午後8時までの時短を引き続き要請し、協力金を支給する。結婚式場については、約1時間半以内で50人または収容定員50%での開催を促す。正当な理由なく応じない場合は知事が罰金付きの命令を出すことができる。
 床面積1万平方㍍を超えるショッピングセンターなどの集客施設には、混雑につながる催しやバーゲンセールを延期、自粛し、少人数の来店を呼びかけてもらい、出入り口の数や入場の制限、駐車場の収容上限の一時的な削減を働きかける。
 県民には不要不急の外出や、感染対策が徹底されていない飲食店の利用の自粛など、引き続き感染リスクがある行動をとらないよう求める。


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