東京都中央区銀座で茶を栽培する「銀座のお茶プロジェクト」の一環として、美作市は20日、同市海田地区特産の茶の苗木を松屋銀座(同銀座)の屋上にある鉢に移植する。生産者の後継者不足を背景に、魅力を発信するのが狙い。
日本茶アンバサダー協会が協力し、「美作のお茶、銀座へ『美作茶植樹会』」と銘打って実施。品種は「さえあかり」で、苗12本、成木6本を計9鉢に植える。同市出身の映画監督・大谷健太郎さんが参加し、美作茶などにまつわる物語のロケも行われる。
銀座のお茶プロジェクトは、同協会が、日本茶の魅力を伝える人を増やし、消費回復につなげることを目的に2015年に設立。都心での茶摘みやワークショップなどを行っているという。
美作のお茶の木銀座に植樹
- 2022年3月19日
- 経済・産業