美作地域に住むイラストレーターや陶芸家、画家でつくる「Artgroup mo」の作品展「ハルモ。」が1日、真庭市西原のギャラリー葵で始まった。メンバー9人の力作が訪れた人の目を楽しませている。9日まで。
同グループのメンバーが講師を務める「落合絵画教室」の生徒の作品を含め、46点を展示。
水彩やアクリルなどで、繊細に描かれた花や鳥、風景の絵画をはじめ、個性的でインパクトのあるイラスト画、土の色の美しさを引き出した焼き物のカップ、かわいらしい模様のついた白い陶器の小物など、実用的な作品から個性の光る意欲作までがずらり。木山小学校5年・松下大生君(10)は「細かい部分にもこだわって作品を仕上げていて、見ごたえがある」と話した。
2日はワークショップが開かれ、地域の小学生たちがオイルパステルを使って、のびのびと自画像の制作に励んだ。同グループの松岡奈緒美さん(35)は「コロナ禍でふさぎ込んだ気持ちを切り替えるきっかけになれば。ぜひアートに触れてほしい」と語った。
美作地域のイラストレーターや陶芸家、画家のグループ展開催