美作地域の中学校で2020年度卒業式

教育・保育・学校
         

 美作地域のほとんどの中学校で12日、2020年度の卒業式が行われた。津山市立の8校では計896人(男子479人、女子417人)が思い出の詰まった学び舎を巣立った。
 津山東中学校(押入)では、第45回卒業証書授与式が行われ、卒業生213人(男子109人、女子104人)が教職員、保護者らの拍手に迎えられて体育館に入場。壇上で植月愼二校長が卒業証書を手渡し、「つらく悲しい時でも前を向いて歩んで下さい。周りに助けてくれる人たちが必ずいます。笑顔で精いっぱい頑張りましょう」とはなむけの言葉を贈った。
 在校生代表の光岡結菜生徒会長は「学んだことを礎にして困難な壁を乗り越えてください。先輩たちが築き上げた伝統を受け継ぎ精進します」と送辞。それを受け、卒業生代表の寄本詩織さん(前生徒会長)と山口晴生さん(全副会長)が3年間の思い出を振り返り、「どんな困難も真摯(しんし)に向き合うことが大切だと学びました。思い出と誇りを糧とし、乗り越えていきます」と答辞を述べた。
 新型コロナウイルス感染予防として在校生は代表者2人のみ出席。かわりに合唱曲を歌った映像を流して、卒業生を送った。
 この日美作地域の全29校うち26校が行った。残り3校は13〜15日の間に式を行い、約1990人が卒業する。


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