美作大学とマルイ弁当共同開発

教育・保育・学校 美作大学とマルイ弁当共同開発
         

 美作大学とスーパーのマルイが共同開発している食育バランス弁当の第18弾「5種類の緑黄色野菜弁当」の販売が17日、岡山、鳥取、島根の23店舗で始まった。短期学部栄養学科の学生7人が「疲労回復」などをテーマにカロリーを抑え、ビタミン、タンパク質といった栄養が偏らずに摂れる健康的なレシピを考案した。
 弁当は高齢者や若い女性など栄養不足に悩む人たちをターゲットに、ピーマン、ブロッコリーやカボチャなどの野菜を使ったおかず6品とごはんを盛り付けている。また、酸味と甘みが程良く感じる梅肉ソースをかけた鶏むね肉のフライ、低脂質と話題の大豆ミートのトマトソースがけなど、味や彩りに変化をつけて食べ飽きない工夫をしている。
 初日は、志戸部店とノースランド店で販売キャンペーンを実施。志戸部店では企画に携わった2年生の3人と同大学のマスコットキャラクター「ミマッパ」が、ポスターを持ち、買い物客らにPRしていた。
 平島菜瑚さん(19)と前泊亜実さん(19)は「1食で体に必要な栄養素が摂れるのでぜひ食べてほしい」と話した。販売期間は6月下旬までを予定し、価格は税込みで430円。
 同企画は2013年から取り組んでおり、第10弾「30品目の色とり鶏Bento」は全国のスーパーなどが優れた商品を競う「お弁当・お惣菜大賞」で最優秀賞に輝き、定番商品となって現在も販売している。

食育バランス弁当をPRする学生


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