美作大学短期大学部栄養学科とスーパーのマルイが共同開発した第23弾「季節の薫り包み込み弁当」の販売が14日、岡山、鳥取、島根県の全23店舗で始まった。栄養満点で彩り豊かな弁当を家族連れらが買い求めている。
2年生3人が4種の彩りいなり寿司(鮭、高菜、青のり、炊き込みご飯)、柚子香る鶏のみぞれあん、秋野菜のトマト煮といったレシピを考案。スポーツの秋をテーマに、「体を動かした後でもしっかり食事をとってほしい」という思いを込め、糖質やタンパク質、脂質などの栄養バランスにも配慮した6品を詰め合わせている。付け合わせにはサツマイモやレンコン、シイタケといった季節の食材を使用。容器は持ち運びしやすい小箱型にしている。
初日はウエストランド店(二宮)とノースランド店(上河原)、志戸部店(林田)で、販売キャンペーンを実施。ノースランド店では、考案者の一人・赤嶺柚花さん(20)と応援に駆け付けた学生らがチラシを配るなどして買い物客にPRしていた。
赤嶺さんは「世代を問わず楽しめるような食べやすいサイズ感と具材の色味にこだわった。ハイキングや散歩のおともにぜひ」と話している。価格は538円(税込み)で、2月末まで販売予定。