美作大学(北園町)社会福祉学科の4年生19人が12日、津山市役所で定例市議会の一般質問を傍聴し、行政運営や議会活動などについて学んだ。
同科前期講義「地域経済・地域財政からみたまちづくり」の一環。市と大学は包括連携協定を結んでおり、市秘書広報室の玉置晃隆(みつたか)室長が講師を務めた。
本会議場に入った学生たちは議員が子育て支援や農業振興、防災対策などについて問いただし、市長らが答弁する様子をメモを取るなどしながら約40分間、真剣に聴き入った。この後、重要会議や選手激励などに使う庁議室も見学した。
「10年後の津山に何が必要か」をテーマにしたレポートを課せられ、神田昌洋さんは「将来の津山には大学を中心にした若い人の力をもっと使ってほしい」と期待。議会傍聴の感想について福島英香さんは「自分たちの一票が使われているので、もっと多くの人に傍聴してほしいと思った。議会の内容を書いた書類を傍聴者にも配ったら、もっと分かりやすいのでは」と話していた。