美作市は、カラーマンホール蓋(ぶた)の第2弾を作製し、湯郷温泉街の歩道に設置した。同温泉を象徴するシラサギやからくり時計などを配したデザイン。第1弾のマンホールカードも作り、来月6日から配布する。
観光のイメージアップなどを狙いにしたカラー蓋は、鋳鉄製で直径約60?。シラサギと足湯、民話の巨人「さんぶ太郎」が現れるからくり時計、サッカー女子なでしこリーグ2部・岡山湯郷ベルのイラストを白や水色、緑色などに塗装。今月7日、現代玩具博物館・オルゴール夢館前付近に据え付けた。
カードは、下水道広報プラットホームと共同製作し、2羽のシラサギと温泉、梅花をモチーフに4月に設置したマンホール蓋の写真と場所の北緯、東経を記載。裏面にはデザインの由来、約1200年前に円仁法師が巡礼の際に傷を癒やすサギを見たとされる開湯の伝説などを記している。2000枚を印刷し、観光案内所内の温泉旅館協同組合事務局で希望者に1人1枚を配布する。
市都市整備部下水道課では「第1弾はSNSに写真が掲載されるなどマニアや観光客らに好評。カードも楽しみにしてほしい」としている。
美作市 カラーマンホール蓋(ぶた)の第2弾を作製