県は20日、岡山県美作市で捕獲された野生イノシシ1頭が家畜伝染病「豚熱(CSF)」に感染していたと発表した。県内での感染確認は19例目で、同市内では初めて。
県によると、同市で11日に地元猟友会が捕獲し県の検査で19日に陽性が確定。
県は発見場所から半径10㌔圏内を感染確認区域に指定し、狩猟者に対して捕獲した野生イノシシの流通自粛を求めた。
豚熱は豚やイノシシへの感染力は極めて高い一方、人には感染せず、感染した肉を食べても健康に影響はない。