美作市合併後初の転入超過

行政・公共
         

 美作市は、人口の社会動態が2020年度、合併による市発足(05年)以来初めて転入超過になった発表した。
 住民基本台帳に基づく動態調査によると、20年度の転入者は770人で、転出者の752人を18人上回った。要因として、地方創生に向けた様々な施策が功を奏し、中でも滋慶学園スポーツ医療看護学校(同市古町)の新入生は倍増したという。近年の社会動態の推移は15年度206人減、16年度153人減、17年度86人減、18年度117人減、19年度37人減とプラスに近づいていた。
 3月末時点の人口は2万6821人。一方の自然動態では20年度383人減(出生114人、死亡497人)と人口減少に歯止めはかかっていない。
 同市では「コロナ禍による地方回帰の追い風もあり今後、子育て世代や女性に優しいまちづくりに向けた施策をさらに進め、若年層の移住定住の促進につなげたい」としている。


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