岡山県は6日、美作市立むさしこども園(岡山県美作市宮本)でRSウイルスに園児41人が8月30日時点で集団感染し、うち2人が重症になっていたと発表した。現在は全員快方に向かっているという。
県健康推進課によると、在籍する園児85人のうち、0歳〜3歳児41人が発熱やせきなどの症状が出て、うち27人が欠席し、重症者の1人は入院。8月31日〜9月1日まで学年閉鎖とした。
RSウイルスは呼吸器の感染症を引き起こし、生後1歳までに半数以上、2歳までに100%の乳幼児が感染するとされている。感染力が非常に強く、通常は9月頃から初春まで流行が続く。